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世界中のコーヒーをお家で楽しもう。

カート

カートが空です

Coffee Note

もっとコーヒーを面白く、楽しくするために
コーヒーをもっとしろう。

FOR A DROP OF GOOD TASTE.

カフェのような
美味しいコーヒーを
ご自宅で。

難しそうに見えるハンドドリップも、決まった手順を守れば毎回同じ味が出せます。まずは「1杯120cc」の基本を、時間の流れに沿って追いかけてみてください。

01 — RECIPE

まずは、この数字だけ覚える。

味を決める要素はたくさんありますが、最初に固定するのは「粉の量・お湯の量・お湯の温度・挽き目」の4つだけ。この4つを毎回同じにすることが、上達への一番の近道です。

何杯分を淹れますか?
粉 量
10g
湯 量
140cc
お湯の温度
85–95℃
挽き目
中挽き

※ 湯量が出来上がり量より多いのは、粉が水分を吸って残るためです(粉1gにつき約2ccが粉側に残ります)。
※ 温度計がない場合は、沸騰したお湯をポットに移して30秒〜1分ほど置くと、ちょうど90℃前後になります。

02 — TOOLS

必要な道具は、4つ+2つ。

最低限そろえたいのは上段の4つ。下段の2つは、味を安定させたい段階になってからで十分です。

ペーパーフィルター
ドリッパーの形・サイズに合うものを
ドリッパー
円錐型・台形型どちらでも
サーバー
目盛り付きだと湯量の確認が楽
ドリップポット
注ぎ口が細いものを。湯量を制御しやすい
あると便利
メジャースプーン
すり切り1杯≒10g。まずはこれで十分
あると便利
キッチンスケール
味が毎回ブレる人は、まずこれ。0.1g単位が理想
03 — TIMELINE

淹れ方は、時間の流れで覚える。

「いつ・どれだけ注ぐか」が最も味に効きます。下のタイマーをスタートすると、いま何をすべきかが順番に光ります。実際に淹れながら使ってみてください。

0:00
スタート前お湯を沸かし、粉をセットしたら「スタート」を押してください。
0:00 準備

ペーパーを折り、ドリッパーに密着させる

ペーパーの側部と底部の圧着部分を、互い違いになるようにしっかり折ります。ドリッパーの内側にぴたりと沿わせることで、ドリッパー本来の形状(リブ=溝)が働き、お湯の流れが安定します。

ひと手間:セットしたペーパーに少量のお湯を回しかけて捨てる(リンス)と、紙の匂いが取れ、器具も温まります。
0:00 準備

粉を正確に計り、表面を平らにする

粉は10g。計量スプーンならすり切りで正確に。入れたらドリッパーの側面を軽くたたき、粉の表面を平らにならします。表面が傾いていると、お湯が薄いほうへ逃げてしまい、抽出にムラが出ます。

0:00 1投目
注ぐ:30cc(粉全体を湿らせる)

中心から「の」の字に、粉全体へ行き渡らせる

ポットを低く構え、中心から外側へ小さならせんを描くように注ぎます。まだ抽出ではなく、粉を湿らせる工程。サーバーに数滴落ちる程度で止めます。

0:00–0:30 蒸らし
注がずに待つ:約20〜30秒

粉を蒸らして、ガスを逃がす

粉が炭酸ガスを放出し、ドーム状にふくらみます。このガスが残ったままお湯を注ぐと、お湯が粉に染み込まず味が出ません。ふくらみが止まり、表面がへこみ始めたら次へ。

豆の鮮度チェック:ここでよくふくらむ豆は新鮮な証拠。ふくらまない場合は焙煎から時間が経っています。
0:30 2投目
注ぐ:+50cc(累計 80cc)

中心に小さな円を描いて注ぐ

ここからが本番の抽出です。粉の中心付近に、500円玉くらいの小さな円を描くように注ぎます。お湯がペーパーに直接かかると、抽出されないお湯がそのまま落ちて薄くなるので注意。

目安:表面が盛り上がりはじめ、平らに戻るまで注ぎます。細く、一定の速さで。
1:10 3投目
注ぐ:+60cc(累計 140cc)

泡の層が崩れないうちに注ぎ足す

表面の細かい泡(クレマ)はフィルターの役割を果たし、雑味が落ちるのを防いでいます。この層が崩れて粉肌が見える前に、同じ要領で注ぎ切ります。

1:50 仕上げ
落とし切らずにドリッパーを外す

できあがり量になったら、外す

サーバーが120ccに達したら、まだドリッパーにお湯が残っていても外してください。最後まで落とし切ると、抽出の終盤に出る渋み・えぐみが混ざり、雑味の原因になります。

最後に:外したらサーバーを軽く回して濃度を均一にし、温めておいたカップへ。
04 — ADJUST

味の「逆引き」調整表。

飲んでみて感じたことから引いてください。大切なのは、一度に一つだけ変えること。同時に複数を変えると、何が効いたのか分からなくなります。

05 — TROUBLE

あるあるの、つまずき診断。

「うまくいかない」の原因は、たいてい決まっています。心当たりのあるものを開いてみてください。

蒸らしのとき、粉がぜんぜんふくらまない
ふくらみの正体は、焙煎時に豆の中へ閉じ込められた炭酸ガスです。焙煎から時間が経つとガスが抜けてしまい、ふくらまなくなります。淹れ方の問題ではなく、豆の鮮度の問題であることがほとんどです。
もう一つの原因は、粉に対してお湯が少なすぎるケース。1投目は粉の重さの約3倍を目安に注いでください。
対処:焙煎日から2〜3週間以内の豆を選ぶ/1投目の湯量を増やす
お湯がなかなか落ちず、抽出に時間がかかりすぎる
挽き目が細かすぎて、粉の隙間が詰まっています。時間がかかるほど渋み・えぐみが出るため、味も重くなりがちです。
ペーパーがドリッパーに密着していない場合も、お湯の逃げ道がなくなって落ちにくくなることがあります。
対処:挽き目を一段階粗く/ペーパーの折り方と密着を見直す
あっという間に落ちきってしまい、味が薄い
挽き目が粗すぎるか、注ぐ勢いが強すぎます。お湯が粉の層を素通りしてしまい、成分が溶け出す前に落ちている状態です。
ドリッパーの縁に沿って注いでいる場合も、お湯がペーパーと粉の隙間を伝って落ちてしまいます。
対処:挽き目を一段階細かく/中心付近に、細く・ゆっくり注ぐ
同じ豆なのに、淹れるたび味が違う
原因の大半は、粉の量とお湯の量が目分量になっていることです。粉1gの差は、1杯(120cc)では10%の濃度差になります。
次に多いのが、お湯の温度のばらつき。沸騰直後と数分置いた後では、10℃以上変わります。
対処:スケールで粉と湯量を計る/お湯をポットに移してから注ぐ習慣をつける
紙の匂いが気になる/味がぼやける
ペーパーフィルターの匂いが移っています。セット後に少量のお湯を回しかけて捨てる「リンス」をすると解消します。
同時に、ドリッパーとサーバーが温まるため、抽出中の湯温低下も防げます。
対処:抽出前にペーパーを湯通しし、そのお湯は捨てる
粉の表面に穴があく、片側にかたよる
注ぐ位置が一点に集中しているか、勢いが強すぎます。穴があくとそこにお湯が集中し、他の粉から成分が出ないままになります。
セット時に粉の表面を平らにならしていない場合も、低いほうへお湯が流れてかたよります。
対処:ドリッパーの側面を軽くたたいて表面を平らに/低い位置から小さな円を描いて注ぐ
冷めると急にまずくなる
温度が下がると酸味と渋みを強く感じるようになるため、もともと過抽出気味だった場合に、冷めてから欠点が表に出てきます。落とし切ってしまっていないか、抽出時間が長すぎないかを確認してください。
また、カップが冷たいと注いだ瞬間に温度が下がります。あらかじめお湯でカップを温めておくと、香りの立ち方が変わります。
対処:落とし切らずに外す/カップを温めておく
06 — YOUR STANDARD

決まった淹れ方が、自分の「ものさし」になる。

同じ手順で淹れ続けると、豆の違いが見えてくる。

決まった方法でハンドドリップを続けると、自分のなかに標準ができます。標準があるからこそ「ちょっと薄いな」「苦味が足りないな」と感じたときに、挽き目・焙煎度・湯温のどこを動かせばいいかを、狭い範囲で絞り込めるようになります。

逆に、毎回やり方が違うと、味が変わった原因が豆なのか淹れ方なのか永遠に分かりません。まずは1〜2週間、同じ豆・同じ手順で淹れてみてください。それが一番の上達法です。

ドリッパーの形状や抽出時間でも味わいは変化します。ペーパードリップ以外にも、サイフォン式やフレンチプレスなど抽出方法はさまざま。同じ銘柄のコーヒー豆でも、いくつもの味を隠しているのです。自分好みを探究することも、コーヒーの楽しみ方の一つです。

今日淹れる一杯を、選ぶところから。

DripTripでは、ご注文をいただいてから焙煎し、お好みの挽き目に挽いてお届けします。
100gの少量からのお試しができるセットもご用意していますので、いろいろな豆を飲み比べながら好みを探せます。